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盛り上げ治具
 本日ご紹介するのは、盛り上げ治具です。
駒を固定し、くるくる廻して使用します。
正面を向いて本当に字を書くようにするのが理想と言いますが、私の場合は左はらいが苦手で上手く書けません。その場合は逆さまにして、右へはらって書くようにしています。



尻字を書く治具も付属しています。



これは奥山正直氏が製作したもので、確か1万円強で買いました。もう手に入らないかも知れません。
author:keisetu, category:駒作りのアイディア, 16:46
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島黄楊 赤柾
 島黄楊 赤柾が手に入りました。高かったですけれども、頑張って買いました。
これで何を作るか思案中です。影水の赤柾棋洲を見て心の底から感動したことがありますので、棋洲でいってみようかな、と思います。

author:keisetu, category:駒木地, 11:10
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源兵衛清安書 島黄楊特上柾 盛り上げ
 源兵衛清安書 島黄楊特上柾 盛り上げです。



特上柾と書いたのは、次の画像で少しお解りになるかもわかりませんが、赤柾の黄色版といったような木地で、木目がくっきり等間隔に出ており、その木目が黄色いのが特徴です。
木地師にもっとないかと言ったら、すげなくもうないよの一言。
こういう木地がもっと評価される時代が来てほしいものです。

author:keisetu, category:作品, 13:56
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天ずり治具
 駒の5角形の天辺をよく見ると斜めになっているのを時々見かけますが、これは木地を作成するときあるいは、サンドペーパーで天をするときに斜めにすってしまうことから生じるもので、ここの部分の調整がかなり難しい。そこでご紹介するのがこの「天ずり治具」です。
これは指物師の奥山正直氏が作成したものです。一時ネットでも出ていましたが、今はもう手に入らないかもしれません。

author:keisetu, category:駒作りのアイディア, 12:55
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中将棋用駒袋
 中将棋を現在作成中なのですが(まもなく盛り上げ開始、出来上がりましたら紹介します)、その駒袋を娘に作ってもらいました。



手前が普通の駒袋、後ろが中将棋用駒袋です。写真の関係から大きく見えませんが、高さが約
15cmあります。中将棋の駒は予備を含めて94枚有りますので、この駒袋いっぱいになります。
author:keisetu, category:その他, 14:28
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中国柘植斑入り赤柾
 中国柘植斑入り赤柾です。
島柘植の赤柾が手に入らなくなった昨今では、貴重な駒木地です。


author:keisetu, category:駒木地, 13:27
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防湿庫
 これから先、盛り上げにとって嫌な季節がやってきます。
湿気によって書いている最中、漆がドロドロになって書きにくくなってくるのと、空締めなしで漆を固めるのと同じですから、漆の表面が縮んで、シワシワになってしまう。
これを防止するためには漆の出す量は、10枚程度書ける量を少しずつこまめに出すことと、防湿庫の中に書いた駒を入れて空締めすることです。



この防湿庫は東洋リビングの「オートドライ」というやつで、3万弱で手に入ります。表の湿度の
−20%程度にコントロールしてくれます。私の場合は気休めかもしれませんが、更に下に水が溜まる、防湿剤も追加しています。これで空締めを2日も行えば、シワシワになることはまずありません。
author:keisetu, category:駒作りのノウハウ, 09:20
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薩摩黄楊 荒柾 寉園書 盛り上げ
 薩摩黄楊 荒柾 寉園書 盛り上げです。寉園書は木村文俊さんが得意としていた書体です。



私の場合は書体が隷書の場合は、ケツ字の書体名・作者名も隷書にしています。

author:keisetu, category:作品, 20:42
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駒彫バンド
 駒を彫るとき一度でスパッと彫れると良いのですが、非力な私ではなかなかうまくいきません。そこで静山さんがやっていたという、駒彫バンドなるものを見せていただき、それを参考に作ったのがこのバンドです。



上が印刀、下が当バンドです。これを印刀の後にはめて、指にはめて次のように使います。



強く駒に印刀を食い込ませるためには、指先と印刀の間に強い摩擦が必要ですが、当バンドでそれが軽減され、楽に彫れるようになります。
ついでによく「左手の親指で彫れ」と言いますが、これは一面正しいのですが、実際の右手の動きとしては、左手の親指を支点として、てこの原理で右手を力点として彫ると、少ない力で印刀を深く駒に食い込ませることができます。
author:keisetu, category:駒作りのアイディア, 13:32
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アクリル塗料
私はほとんど使ったことは無いのですが、 盛り上げ用の目止めとして、よく水性着色砥粉なるものが使われます。最近入手困難になってきているとのことですが、調べたところ、これは単なるアクリル塗料であることがわかりました。そこで画材屋に行くと色色なものが置いてあり、どれも立派に水性着色砥粉以上に役目を果たしました。



後列左が「ハイグロスバーニッシュ」、同右が「ジェルメディアム」、この他に「クロスポリマーメディアム」というのがあります。いずれも前2つのような透明タイプのアクリル絵の具を混ぜて使います。(使わないと白っぽくなります)
できれば使いたくないのですが、たまに(特に島柘植に多いのですが)瀬戸磨きをしようが、プラスチック磨きクロスで磨こうが、漆が滲んでしまうどうしようもない木地があります。今まで2〜3回使用したことがあります。各人の責任において使ってみてください。
author:keisetu, category:駒作りのアイディア, 16:26
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